一昨年、
自宅前の草ぼうぼうの土地を眺めて、
ため息をつきました。
ギシギシやカヤやよもぎや、まぁいろんな草が生えて、
この荒れ地を畑にしたいって誰がいう?
でも、あきらめずに荒れ地を開拓…
っていうか、手っ取り早く同級生の会社の重機で
掘り返してもらったんだけど…
掘り返しただけでは畑にできません。
石ころ、木の根っこ、草の太い根っこ、
瓦のかけら、釘やガラス取り除いて、
腐葉土やたい肥を運んですきこみました。
おかげで、大事な手を痛めてしまったんですが。
その時、掘っても掘っても出てくるのが、
白い小さな球根。
今になって思えば、
ここは荒れ地だけどノビルの畑でもあったのです。
取り除いた土や草や球根を捨てた場所が、
今年は新たなノビルの原っぱになってて、
風にノビルがわさわさしています。
生命力がすごい!
これほっとく手はない!
お昼にお味噌汁つくるのに、
小さな移植ごて持って行って掘ってみました。
ひと堀りでお味噌汁は十分。
午後、大きなスコップ持ってって、
ものの10分程で酢味噌和えに出来る
量くらいにはなりました。
難点は、
深く掘らないと球根まで行きつかない事。
一か所掘ると大小5,6個はついてきます。
キレイに掃除して、
小さすぎなのは捨てることにしましたが、
これは安易にそこらに捨てられません。
畑の草むらに捨てに行き、一件落着。